いきなりですが、一昨日、大腸のポリープを内視鏡で取ってきました。
30代半ばで内視鏡手術という経験もあまり多くはないと思いますので、まとめてみました。
<7月上旬>
会社の健康診断で便潜血で陽性反応。
<8月下旬>
二次検査で注腸検査。前日からお粥をメインにした検査食をとり、当日朝は絶食。お尻の部分が開いた検査用の紙パンツをはいて、ブスコバンという注射を肩にして(腸の動きを止める注射です)、検査台の上へ。お尻から管を入れて、バリウムと空気を入れていきます。検査台の上では、何度も上を向いたり横を向いたりを繰り返します。後で聞くと、レントゲンに映ったものが気泡なのかポリープなのかを区別するためのものだそうです。検査が終わってからしばらくは、腸の中の空気とバリウムでトイレに行ったり来たりになります。
次の日、検査結果を見ると、下行結腸に1個、S状結腸に2個、ポリープが見つかりました。
<9月上旬>
会社の病院では1ヶ月以上待たされるといわれ、紹介された川崎幸病院 中原分院で内視鏡手術を行いました。前日は注腸検査と同じように粥中心の食事。当日は朝10時に病院に入り、そこからはひたすら下剤をのみます。ポカリスエットに下剤をまぜたような感じのもので、1時間半から2時間ほどかけて2リットルを飲みきります。固形物がなくなった時点で、検査OKになります。
2時ころに検査室に呼ばれて、内視鏡検査の始まりです。お尻から管を大腸の一番奥まで入れます。途中、細いところ(S状結腸?)を通るときに、管があたるのが痛いのか、空気がお腹にたまるのがつらいのか、うめき声を上げるほどの痛さがありました。一番奥まで入ったところから、少しずつ手前に引いていきます。映像は常に患者からも見えるようになっていますが、「本当に自分の腸の中?」といった、ちょっと不思議な感覚になります。最初に見つかったポリープは、レントゲンにも映っていた下行結腸のものでしたが、粘膜がすこし膨らんでいるように見える程度で、医者からも特に問題はなく、取るリスクのほうが大きいとのことで、経過観察ということで特に処置はしませんでした。(と、いうことは、また数年後にもう一度、内視鏡で調べなければならないということか・・)。そこからだんだん手前に引いていき、S状結腸のあたりで一つ目のポリープが見つかりました。見つけにくかった一つ目とは違い、はっきりと赤みがかった突起が見えました。青い液体をかけて、生理食塩水(あとで調べたところによると)で周囲を膨らませて、突起を先が輪になっている針金のようなものでつまんで、焼き切ります。一つ目は結構出血したように見えました。切った後は、クリップで留めていきます。このクリップは腸に残しますが、数ヶ月で便と一緒に出て行くそうです。その後2つ目のポリープも同様に処置(場所が悪かったせいか、かなり苦労していたようです)。最後に、出口に近いところでもうひとつ、注腸検査では見つからなかったもの(?)が見つかり、全部で3つのポリープを除去しました。結局、全部で2時間近くかかりました。
検査は思ったよりもつらく、ずっと、とにかく早く終わってくれと願うばかりでした。Webでは30分~1時間ほどで終わるというのを見ていたせいか、かなり甘く見すぎていたのかも知れません。その後は病室に戻り、ガスや便に血が混じっていないかをよく観察しながら過ごします。晩御飯は以外に粥だけでなく、鶏肉やナスなどのおかずも出てきました。病院の入院患者はほとんどがご高齢の方々。内視鏡の処置でかなり疲れていたはずではありますが、病院独特の周囲の音や、看護士さんの話し声、いろいろな不安などでほとんど眠れずに朝を迎えました。そして、最初の便が特に下血もなく、無事に出てきました。とりあえずは一安心。
切り取ったポリープは、顕微鏡検査を行い、一週間後に結果を聞きに行きます。
二次検査から内視鏡手術まで、たかだか一週間の出来事ですが、ものすごく長い一週間に感じました。ポリープが見つかるということは、できやすい体質ということらしいので、この先も一生、この検査とは付き合わなければならないと思うと、かなり気は重くなりますが、会社の人間ドッグのタイミングでちょうど見つかったというのは、幸運だったと解釈して、今後も気をつけながら生活をしていかなければと思います。
以上、ながくなりましたが今後ポリープ除去手術を受ける方の参考になれば。
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